今回購入したモデルは、トゥイッチとリトリーブを得意とするモーションタイプのLupus 60MTRと、リトリーブタイプのLupus 61RM。

上がヤマガ ブランクス 24ルーパス エリア 60MTR。
下がヤマガ ブランクス 24ルーパス エリア 61RM。
まずはLupus 60MTRからインプレ
持った感じ、結構固めで張りがある感じ。推奨ルアーウェイトは1-10gです。

見た目からもわかる大口径ガイド。最近小さいガイドが多い中思い切ってます。そしてバット部分もかわいい!

Lupus 60MTRを実際に使ってみて。まずはミノーイング。
ルアーウェイトは1g-10gなので軽めから試してみます。
2g前後。レイゲン、ダブルクラッチ45など。

うーん、ちょっと軽い。キャスト時にロッドが曲げられなくて飛距離が伸びません。
アクション的にはいけなくもないですが、強くでてしまいます。
3g前後。ダブルクラッチ60、ザッカー65、ブラストイット50、65など。

飛距離も問題なく、アクションも弱すぎず強すぎず。リップも大きいので引き抵抗とブランクスのバランスがちょうどいい。

3g台からが60MTRで実際に使いやすいウェイトのようです。
最後は4gから7g。月虫55、66、ダブルクラッチ75など

これくらいのウェイトも余裕です。しっかりトゥイッチやダートを入れられます。このウェイトあたりが一番使いやすい!
次はボトムルアー。
シャインライド、タップダンサー、ポゴなど。

これもいけます!柔らかめのロッドだと操作をロッドが吸収しちゃうことがあるんですが、60MTRならしっかり操作可能。

かかりの悪いボトムルアーですが、小さいアタリもしっかり掛けれる感じ。
ボトムルアーは3g以上が使いやすいです。チビタップダンサーではなくタップダンサー、リトルポゴではなくポゴやポゴHSがいいと思います。
Lupus 60MTRの総評
実際使ってみると、はじめに握った感じほど、それほど硬いロッドではありませんでした。
むしろ魚をかけると気持ちよく曲がってくれてバレにくい。

50センチクラスは余裕でまだまだパワーを持っています。
ヤマガらしい素直なブランクスです!

おすすめは3g以上のミノー、ボトムルアー。色物狙いはもちろん、スプーンで口を使わなくなったニジマスにイレギュラーでスイッチを入れるにも良いロッドです。
次はLupus 61RMのレビュー
最近のピンと張り詰めたようなブランクスではなく、素直に曲がってくれるヤマガらしいブランクス。


ブルーカレントをエリア向けにしたようなイメージかな?

先端ガイドの大口径は60MTRと一緒。下が61RM。
スプーンからミノーまでいろいろ使ってみましたが、何でもオールマイティーにこなしてくれる感じです。

Lupus 61RMを使ってからスプーンで弾かれることが減りました。
あとクランクやニョロ系もかなり使いやすいです。

なかなか乗らないアタリの多いルアーですが、バイトを絡め取ってくれます。

マジックジャークやボトムのデジ巻きはちょっとアクションがボケる気がします。
Lupus 61RMの総評
素直に曲がってくれる信頼できるブランクスです。
かといってダルダルではなくキャスト後のブレの収まりも早くすぐにアプローチに移れます。

この2本があれば、ほとんどの釣り方、ポンドで対応できそうです。(マイクロは511RF推奨)
ルーパス全モデルスペック
Lupus 61STT(大型トラウトモデル)
Lure: 3~12g
Line: 4~10lb / PE 0.4~1
Lupus 61RM(リトリーブタイプ)←今回買ったモデル
Lure: 0.6~6g
Line: 1.5~4lb / PE 0.15~0.5
Lupus 511RF(リトリーブタイプ)
Lure: ~4g
Line: ~3lb / PE ~0.4
Lupus 66RS(リトリーブタイプ)
Lure: 0.8~6g
Line: 1.5~5lb / PE 0.15~0.5
Lupus 62MB(モーションタイプ)
Lure: 1~6g
Line: 2~6lb / PE 0.15~0.6
Lupus 60MTR(モーションタイプ)←今回買ったモデル
Lure: 1~10g
Line: 2.5~8lb / PE 0.2~0.6